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体質の陰陽虚実の診断法


体質は体の中でも変化が少ないもので判断します。

動きにくい性質の陰、さらに陰の中の陰、腎水(じんすい)の支配する骨・骨格で判断します。

頭部は左右の耳を結んだ線から上の方が大きければ陰、下の方が大きければ陽の性質が強いといえます。

手掌部(しゅしょうぶ)では、指を陰の部。掌(てのひら)を陽の部としてみます。指の掌を比べて、指の方が長ければ陰、掌の方が大きければ陽とみます。

体全体でみますと、手足が細く長いのは陰。太く短いのは陽。

もうひとつ、陰中の陰・腎水の支配である耳も判断基準になります。

耳と顔全体とを比べてみて、大きければ陰。小さければ陽。

後ろに大きく開いた耳は陰。前に塞がってきている耳は陽。



このように体をみていくと、頭は陰だが手は陽だ。とか、耳は陰だが、手足が短い。などというように陰陽が混合しているのが普通です。

その中でも、大まかに分類していき、陰陽どちらの性質がよ多いか?で判断します。


陰陽の体質の性質を説明します。


 ◆陰体(いんたい)…
  精神先行型。まず考えてから動くタイプ。知的労働に向いて
  います。人の話しをよく聞く性質があります。

 ◆陽体(ようたい)…
  体先行型。まず動くタイプ、肉体労働に向いています。人の
  話しをあまり聞かない性質があります。




さて次は体質の虚実について。


 虚とは力なく弱い状態。
 実とは充実して強い状態。

このように虚実を定義します。


体質の虚実は主に肉付きでみます。

全身の肉付き。
そして手の平の母指球や小指球の肉付き。

肉付きが良く、筋肉などでしっかり充実している体は実。
例え肉付きが良くても、ブヨブヨしていたり力なく柔らかいのは虚。

手の平も厚く、充実しているのを実。
薄く力ないのを虚、とみます。


実体(じったい)の人というのは健康な人で、病気にもなりにくいです。スポーツ選手などはほぼ実体でしょう。

この実体の人が風邪をひいたりするときは非常に強い症状を現します。


また、私たちのところに治療に訪れる人はだいたい虚体(きょたい)です。

治療はいかに実体(健康体)に近づけていくか?が根本的な目的となっています。


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