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HOME>東洋医学の基礎>五臓(六臓)の位置・形状・生理機能五臓(六臓)の位置・形状・生理機能●肝 位置と形状: 第9胸椎に付着していて、右脇にある。出入り口はなく七葉からなっている。 生理機能: 【1】疏泄[のびやかに流れる事]を主(つかさど)り、気血の流れを維持し、身体各部の機能がスムーズに発揮できるようにすると共に情緒を安定させる。 【2】血を蔵し、血量の調節を行う。 【3】心身を侵す外邪を防ぐ。 【4】筋[西洋医学でいう腱にあたる]及び爪を養い、この働きを調節している。 【5】精神機能である魂[根気]を蔵する。 【6】外孔である眼の機能を調節している。 ●心(しん) 位置と形状: 横隔膜の上で、第5胸椎に付着している。色は赤く、 生理機能: 【1】神霊が宿り、藷臓の君主として命令を出して活動をさせる。 【2】精神活動や感覚の中枢である。 【3】血脈を司り、血を全身に巡らせる。 【4】外孔である舌の機能と密接に関係している。 ●心包(しんぽう) 位置と形状: 心を包む膜で、心と肺とを連ねて、中に黄色い脂をいれている。 生理機能: 【1】心の外衝で、心を保護している。 【2】心の代わりに心の働きをしている。 ●脾 位置と形状: 第11胸椎に付着して胃の上に覆いかぶさっている。形は 生理機能: 【1】運化(消化・吸収作用)を司る。胃に覆いかぶさってその内容物を消化し、水穀の気を吸収してこれを全身に巡らせる。 【2】血を包む。これは経脈内の血が外へ漏れ出ないようにしている(統血)。 【3】筋肉を栄養し、筋運動を円滑にする。 【4】意志と知恵を宿す。 【5】外孔である口の機能と関係し、食欲や味覚を司る。 ちなみに脾に最も近い臓器は膵臓なのですが、膵臓のような重要な臓器に「卑しい」という字をあてるのは相応しくないという事で新たな名称がつけられました。多の臓器もこのようにしていれば誤解も少なかった事でしょう。 ●肺 位置と形状: 第3胸椎に付着して諸臓の蓋となっている。蓮華の花の開いたような形をしており、八葉に分かれ、各葉に三つずつ穴があって気が出入りしている。 生理機能: 【1】気を司り、天の清らかな気を体内に導き、体内の濁った気を排除する。呼吸機能のうち、特に呼気を司っている(吸気は腎)。 【2】心を補佐し臓腑の機能を調節する。 【3】天の気を全身の皮膚に散布し、外部環境の変化に適応する(気温が上がれば皮毛を開き汗を出し、寒い時には皮膚が縮んで発汗は停止する)。 【4】水道を通調する(脾・胃から送られてきた津液を体表に巡らせたり、膀胱に降ろしたりする(宣散粛降作用))。 【5】魄を宿す。 【6】皮膚・汗腺・鼻の機能を司る。 ●腎 位置と形状: 第2腰椎に付着しており、胃の下の両側に一つずつあって、石の玉のような形をしている。 生理機能: 【1】先天の原気が宿り、成長・発育・老化などに関係している。 【2】生殖作用を支配している。 【3】水を司る。(水分の代謝を支配しており、尿の排泄や大便の硬さなどを調節する) 【4】納気を司る。(吸気を行っている) 【5】骨・髄の成長・発育を支配している。 【6】脳髄や耳の機能と関係している。 【7】精・志を宿す。 ※右の腎を命門(めいもん)といい、生命維持の原動力となっている。 スポンサードリンク |
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